AFractal Sound Server

はじめに
AFractal Sound Server は AFractal 用のサウンド サーバで、PC 上で動く Java プログラムです。

AFractal Sound Server を PC 上で起動すると AFractal でライブで醸成しているフラクタル サウンドを WIFI ネットワークを経由して PC で奏でることができるようになります。

このプログラムは Java の実行環境 (JRE 6) を必要とします。(JRE 6 のダウンロードは こちら)

スクリーンショット

起動 (あるいは、ダウンロードして起動)
AFractalSoundServer ver.1.0.1 (afractalsoundserver.jnlp)

使い方
PC
1. Java 実行環境をインストール
このプログラムは Java の実行環境 (JRE 6) の上で動作します。
お手持ちの PC にこの環境がない場合は JRE 6 をダウンロードしてインストールします。
2. AFractal Sound Server を起動
PC 上で afractalsoundserver.jnlp をクリックして AFractal Sound Server を起動します。
3. ポート番号を変更
もし必要があれば、サウンド用ポート番号、データ用ポート番号を変更します。通常は変更の必要はありません。
4. MIDI Output Device を選択
どの MIDI Output Device を使用したら良いのかわからない場合は Java Sound Synthesizer を選択してください。
5. Server Thread を開始
Start Server Thread ボタンを押して Server Thread を開始します。
アンドロイド デバイス
1. AFractal を起動
アンドロイド デバイス上で AFractal を起動します。
2. 画像 (データ) を醸成
画像 (データ) を醸成します。下記の設定を試してみてください。
※ 設定例
- データ ファイル : Orbit Test
- 描画品質 : 簡易 - 画面の幅と高さ / 8 pixels ごと彩色
3. サウンド ビューを起動
描画が完了 (途中で終了しないこと) したら メニュー≫その他≫サウンド ビュー でサウンド ビューを起動します。
4. 動的データ設定 を開く
メニュー≫データ≫動的データ設定 で動的データ設定ダイアログを開きます。
5. サーバ を選択
一覧から サーバ を選択します。
6. サーバへ接続をチェック
サーバ ダイアログが開いたら サーバへ接続 チェックボックスにチェックを入れます。
7. IP アドレスとポート番号を設定
PC 上の AFractal Sound Server に設定されている IP アドレス (IP Address) 、サウンド用ポート番号 (Port Sound) 、データ用ポート番号 (Port Data) を AFractal に設定します。
8. サウンドの醸成を開始
サーバ ダイアログを閉じて、サウンドの醸成を開始します。下記の設定を試してみてください。
※ 設定例
- 楽器 : 54. Voice Oohs
- テンポ : 最も遅い

補足
もし Java Sound Synthesizer を MIDI Output Device として頻繁に使用されるのであれば Soundbank を変更することができます。(Soundbank のダウンロードは こちら) ※ soundbank-deluxe.gm の使用を強くお勧めします。
MIDI LoopBack Driver として MIDI Output Device を使用することも可能です。(私の知る限り LoopBe1 , MIDI Yoke, Maple Midi などがあります)

トラブルシューティング
既知の問題
リナックスではセキュリティー上の理由で Loopback Address が IP Address として表示されてしまう問題
ご自分で PC の IP Address を調べて AFractal に設定してください。PC の IP Address は表示が間違っているだけなので、正しい PC の IP Address を AFractal に設定するだけで結構です。

更新履歴
バージョン 1.0.1 - 2011.1.30
- "MidiUnavailableException : MIDI OUT transmitter not available" のエラーを修正
バージョン 1.0 - 2009.11.9
- 初回リリース